こんにちは!shunです。
今回調理いたしますは「和風パスタ」
今やパスタを和風にアレンジするのは珍しくもなくなりました。
色んな和風パスタのレシピがある中で今回紹介するのはベースにしっかりとだしの旨味を効かせたパスタです。
具材はにらと生ハムですが、ベースの作り方さえ覚えてもらえば好きな具材でいくらでもパターンが作れると思います。大事なのはパスタとだしの合わせ方です。
材料 (1人前)
・スパゲティ 80~100g
・にら 30g
・生ハム 20g
・昆布 1枚
・ほんだし(かつおだし)1g(小さじ1/2)
・バター 10g
・しょうゆ 6g(小さじ1)
・塩 適量
・こしょう 適量
・糸唐辛子 ひとつまみ(お好みで。無しでも大丈夫)
手順
1.にらは水洗いして3,4cmの長さに切る
生ハムは1,2cm幅の短冊切りにする
2.鍋に800~1,000ml程度の水を張って昆布を入れる
鍋を中火にかけてゆっくり沸かす
ふつふつと沸いてきたら昆布を取り出してお湯に対して1%量の塩を入れる
スパゲティを加えて茹でる
3.スパゲティの茹で上がり時間の1分半前になったらフライパンに茹で汁をお玉1杯(約100cc)取って中火にかける
ほんだしとスパゲティ、にらを加えて1分程加熱する
4.スパゲティがアルデンテになったら火を止めてバター、しょうゆ、こしょうを加える
良く混ぜて全体を絡める
器に盛り付けて生ハムと糸唐辛子を乗せたら完成
ポイント
・昆布だしとかつおだしの合わせで旨味アップ
→パスタによく使われるトマト、チーズ、にんにく、アンチョビ、ベーコン等の食材は旨味が豊富な食材であり、これらの旨味が複雑に重なり合ってソースの味を形作ります。加えてパスタのソースは油分が豊富なものが多く麺に良く絡む濃度感に仕上がりやすいので食べたときに旨味が口の中に広がります。
対して和風パスタは油分が少なめであっさりとした口当たりの物が多いです。ですので麺にソースは絡みづらく、旨味も感じにくくなるのでどこか物足りない印象になることがあります。
良くある顆粒だしはかつお等の魚から取ったものが多くイノシン酸が主体です。そこに昆布やしょうゆのグルタミン酸が加わることで旨味成分の相乗効果が生まれより強く旨味を感じるようになります。
もちろんわざわざ煮出して取らなくても昆布だしも顆粒で手に入りますし、他の旨味が豊富な食材で旨味を足してもいいと思います。
大事なのはあっさりする分、旨味を強くしてバランスを取ることです。
以上、「にらと生ハムの和風パスタ」の紹介でした。
合わせだし、しょうゆ、少しの油分さえあれば簡単に和風パスタのベースは完成です。
あとはどんな具材を使っても自由。
かつおと昆布の旨味の組み合わせはどんな食材でも美味しくしてくれます。
色んなレシピを試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!