こんにちは!shunです。
今回調理いたしますは「トンナートソース」
イタリア、ピエモンテ州の郷土料理に使われるソースです。
まぐろを意味する言葉「トンノ」が語源となっている通り、ツナをベースにしてケッパーをアクセントに効かせた旨味と風味豊かな味わいになっています。
本場では仔牛肉と合わせて食べるヴィテッロ・トンナートという料理が代表的ですが
豚や鶏、魚、野菜、パスタなんかと合わせても相性のいい万能ソースです。
手間や時間もあまりかからないので手軽に作れるイタリアの味としておすすめです。
材料
・ツナフレーク(缶) 110g
・玉ねぎ 40g
・ケッパー 10g
・アンチョビ 2切れ
・オリーブオイル 大さじ1
・白ワイン 100ml
・生クリーム 10g
・マヨネーズ 70g
・ディル 少々
・塩 適量
・こしょう 適量
1.玉ねぎ、ケッパーを粗みじん切りにする
ツナ缶は中の油を6,7割程度切る(しっかりとは切らない)
2.フライパンにオリーブオイルと玉ねぎを入れて中火にかける
塩をひとつまみ加えて混ぜる
玉ねぎが少し色付くまで炒めたらケッパーとアンチョビを加える
ヘラでアンチョビを潰してさらにツナを加える
ツナをほぐしながら軽く炒め合わせる
3.白ワインを入れ、沸騰したら弱火に落とす
ディルをちぎりながら加えて5分程煮込む
まだある程度水分が残っている状態で火を消して、ブレンダーやミキサーを使ってペースト状にする
4.撹拌が終わったらボウルに移して荒熱を取る
冷めたらマヨネーズと生クリームを入れて混ぜる
塩とこしょうで味を調えて完成(食材にたっぷりとかけて使うソースなので濃くし過ぎないように)
以上、「トンナートソース」の紹介でした。
日本だと仔牛肉は手に入りにくいのでスライスした蒸し鶏にかけて食べる「ポッロ・トンナート」が一般的です。
ケッパー由来のイタリアンな香りと風味はしますが、言ってしまえば「ツナマヨ」なので日本人の食事には案外なんでも合います。
色々な食材と合わせて楽しんでみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました!