こんにちは!shunです。
今回調理いたしますは「もやしのナムル」
ナムルは韓国の家庭料理で茹でた野菜をごま油で和えただけの超シンプルな副菜です。
その中でも良く見るのがもやしのナムル。
材料費は安いし手間もかからないので、もう一品おかずを足したいときにとても助かります。
そんなもやしのナムルもほんの少しのコツを押さえるだけで普段よりもっと美味しく作れますよ。
ぜひ本レシピを参考に作ってみてください。
材料 (2人前)
・もやし 200g(一袋)
・にんにく 半かけ程度
・ごま油 9,10g(小さじ2)
・水 1L
・塩 20g
・酢 5g(小さじ1)
・白ごま 適量
手順
1.もやしは水で良く洗う(口当たりを良くしたい場合はひげ根を取り除く)
鍋に1Lのお湯を沸かし、塩と酢を入れて混ぜる
2.鍋にもやしを入れる
再度沸騰してから約30秒茹でる(豆もやしの場合は水から茹で始めて3,4分)
ザルにあけて良く水を切る
流水はせずにザルにあけたまま荒熱を取る
3.にんにくの芽を除いてすりおろし、ボウルに入れてごま油と混ぜる
もやしをボウルに加えて和える
器に盛り付けて白ごまを散らして完成
ポイント
・茹でるときに酢と塩を入れる理由
→酢はもやしの色と匂いを良くし、塩はもやしの「内側」に味を入れるためです。
もやし等の白い野菜は主にフラボンという色素により白色を構成しています。
このフラボンは酸性下だと白色で安定するのですがアルカリ性に寄ると黄色く変色します。
なので酢を茹で湯に入れて少し酸性に寄せることで白くキレイに茹で上がります。
塩を後から和えるのではなく茹でるときに入れるのはもやしの離水を防いでくれます。
塩をもやしの外側に纏わせて味付けをすると浸透圧の効果でどんどんもやしの中の水分が抜けていきます。
茹でたてはシャキシャキとした食感だったのに保存したり食べたりしているうちに水が抜けてきてしなしなとしてきたり、水っぽくなって味がぼやけたりするのはそれが原因です。
もやしの内側に塩を入れることで食感も味もブレにくくなるのでより美味しい状態を保つことができます。
以上、「もやしのナムル」の作り方でした。
しっかり下味の入ったナムルはごま油だけでも十分美味しく食べられます。
もっと旨味の欲しいときは鶏ガラスープの素やしょうゆを足してみてください。
もやし以外の野菜でも同じ要領で簡単にナムルにできますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました!