【基本のレシピ】スクランブルエッグ

基本のスクランブルエッグ 基本のレシピ

こんにちは!shunです。
今回調理いたしますは「スクランブルエッグ」
卵とバターがあれば作れるシンプルな料理で、トーストと一緒にサッと用意して朝食で食べるなんてことは誰しも経験しているのではないでしょうか。
でも家庭で作るスクランブルエッグってボソボソし過ぎてそぼろみたいになっちゃったりしませんか?
失敗って訳ではないけどせっかくならホテルの朝食で出てくるようなトロっと半熟のスクランブルエッグを作りたい!そんな方のために

・スクランブルエッグの火の入れ方

に着目して作り方を紹介したいと思います。

材料 (1人前)

・卵      150g(2,3個)
・塩      ひとつまみ(卵の重量の0.8~1.0%程度)
・こしょう   適量
・バター    10g

手順

1.ボウルに卵を割り入れ、塩を加える
 卵白のコシを切るようにしてよく混ぜる
 冷蔵庫で20分程度置いておく

2.フライパンをコンロに置き、炎の先がフライパンの底にギリギリ触れない程度の弱火にかける
 バターを入れて溶かす
 バターが溶け切ったら冷たい卵液を流し入れる

3.すぐには混ぜずにふちの部分が少し固まるまでそのまま待つ(フライパンの材質や厚みにもよるが20~30秒くらい)
 ゴムベラ等で底に当たる部分や外側をはがすようにして混ぜていく
 少しまだゆるい状態で火から外しゆっくりと混ぜ続ける(画像真ん中)
 余熱で火が入っていくので好みの状態になったらこしょうを少し振って器に盛り付けて完成

ポイント

・塩を混ぜて置いておく

→塩が卵のタンパク質を変性させ、水分が抜けにくい状態にしてくれます。
卵がボソボソとした食感になってしまうのは熱によって卵に含まれる水分が抜けてしまうから。
塩を混ぜて時間を置くことで火が入っても卵が柔らかい状態に仕上がります。

・火入れは弱火と余熱で

→スクランブルエッグがそぼろ状になってしまう原因はひとつ。「火加減」です。
フライパンをしっかり温めてから、もしくは中火以上の火加減で作ってしまうと卵は一瞬で火が入りそぼろ状になります。
卵は60℃を過ぎた頃から固まり始め、70℃になると完全に固まります。なので半熟で仕上げたければそれ以上の温度にはならないように気を付けなければいけません。

卵液を冷たい状態で使うのはバターを溶かしきるまでに温まったフライパンの底を一度冷ますため、あとは弱火のままゆっくりと卵が固まり始めるのを待ち混ぜるだけ。3,4割固まればあとは火に当てずともフライパンの余熱だけで半熟のスクランブルエッグに仕上がります。
卵がまったくダマにならないようなトローっとしたソース状のスクランブルエッグに仕上げたければボウルのまま湯煎で作ると失敗しにくいです。

以上、基本の「スクランブルエッグ」の紹介でした。
生クリームや牛乳を入れることもありますが必須ではありません。
よりなめらかでトロっとさせたいなら生クリームを、ふんわりとやわらかくしたいなら牛乳を、イメージに合わせて加えてみてください。
トマトや焼いたベーコンを一緒に盛り付ければおしゃれで豪華な朝のワンプレートの完成です。ぜひお試しを。
最後までご覧いただきありがとうございました!